薄毛の豆知識
薄毛について
薄毛には危険な抜け毛と正常な抜け毛があります。
その見分け方を紹介しましょう。
1日に約100本の抜け毛がある人は平均といっていいでしょう。
しかし、その倍の単位で『バサッ!バサッ!』という感じで抜けていくのはハゲる前兆と言えます。
要するに、髪の毛の寿命が極端に短くなり、抜けた本数と同じだけの本数が生えてくれば、髪の総数は変わらないのですが、抜ける本数が生える本数以上のために、薄毛になってしまうのです。
特に、生えぎわや頭頂部といったハゲやすい部位の毛がまとまって短命になり、抜け落ちるというケースが多いといわれています。
試しに、頭頂部や生えぎわの薄くなりはじめた部位の髪の根元あたりを指先でつまんで数回引っ張り、抜いてみてください。
抜いた髪を白い紙の上で観察してみましょう。
先端が自然な感じでスーッと細くなっている髪があれば要注意です。
しかも、その抜け毛の中に、細く短い髪が目立つようであれば注意信号です。
さらに、抜け毛の毛根部を調べると、ふつう正常な抜け毛は、根元がふくれて根棒状になっているものです。しかし、異常な抜け毛は、先細りのゴボウ状になっています。
これは成長期の段階で抜け落ちたものと考えられます。
このように、自分自身の髪がどのような状態なのかを把握しておくことが大切です。
▶スポンサーリンク薄毛の低年齢化
最近では薄毛・抜け毛に悩んでいるという若者が増えてきているようです。
これには色々と考えられる原因があります。
- 食生活の変化
- 生活リズムの崩れ
- テレビや雑誌の広告宣伝に飛びついて、数種類の育毛剤を使用し続けているうちに脱毛が急速に進行してしまった
このようなケースは実際に報告があがっています。
育毛剤ブームに踊らされ多くの方たちが脱毛症を恐れて、必要もないのにさまざまな育毛剤を薄毛・抜け毛予防として使用した結果皮肉なことに『薄毛・抜け毛』が一段と進行してしまったそうです。
薄毛・抜け毛予防のために育毛剤を使用する若者たちは『薄毛・抜け毛は遺伝する』という説を信じ込み、身内に薄毛・抜け毛がいるというだけの理由から、脱毛症に対する強い不安を抱き、次々と新製品に手を出してしまっているのです。
その結果、かえって深刻な脱毛症を発症させてしまうという悪循環を招いてしまったケースもあります。
若年層は流行やブームに敏感ですから、広告や雑誌に踊らされてしまうこともあるでしょう。
しかし、育毛剤だけに頼らず自分自身の食生活の乱れや不摂生はしていないかを見直してみることも大切ですね。
頭皮ケアの都市伝説
頭皮ケアがうまく行くと抜け毛は減ります。
当然といえば当然お話ですが、髪の毛が生えている地肌が健康であれば、本来の髪の成長、発毛サイクルが正常に働くということですね。
まだまだ発毛や育毛については研究の途中段階ですが、頭皮ケアをすることで健やかな髪が育つことは間違いないです。
ただ頭皮ケアには様々な民間療法というか都市伝説的なものもあります。
実際効果のあった人もいますので、その人にはぴったり合った頭皮ケアと言えるでしょう。
基本は何らかの頭皮ケアを行うことで、食生活やヘアケアに意識が向いたことで、良いヘア環境になったと考えられています。
例えば、「海藻類を食べると髪の毛が増える」というもの。
海藻類に含まれるミネラル分は髪の毛に限らず体全体に良いです。
日常的に摂取にくい栄養分が多いですので、これは積極的に採用したほうが良いですよね。
他に「円形脱毛症はストレスが引き起こす」といったもの。
確かに原因の一つと言われていますが、これも円形脱毛症に限らず、抜け毛や薄毛を引き起こす原因と考えたほうが良いでしょう。
また、円形脱毛症の大部分は軽度なものとなりますので、何もしなくともしばらくすれば治ってしまうことがほとんどです。
改善されないケースは老化によって毛髪の生産を担う毛包幹細胞の数が減少したり、ホルモンの体内生産が減ることで毛髪が細くなってしまったり薄毛につながったりします。
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