自分は薄毛?脱毛症?タイプをチェック
自分は薄毛なのかどうか微妙だなぁ~と、お悩みの方に自分でできる薄毛のチェック方法を解説してみましょう。
楽観的に自分はまだ大丈夫と思いこんでいるタイプの人と、若いころより髪の毛が減ったというだけで、過大に薄毛に悩んでいるような人は、ちょっとチェックしてみてください。
薄毛チェック
薄毛かどうかを判定するポイントは、
- ◆前頭部の生え際が明らかに後退している
- ◆頭頂部のつむじ周辺の毛量が、その他周辺の毛量と比べて明らかに減少している
この2点です。
なかなかこれだ!という決定的な線引きは難しいですが、薄毛に悩みすぎるとストレスがたまり悪循環に陥ってしまいます。
また、あまりにもノー天気に自分は大丈夫だと思いこむことも問題で、薄毛にならないように抜け毛予防などヘアケアが大切になります。
美容院の先生に指摘してもらうのもいいでしょうけど、まずは自分でチェックしてみてください。
早速鏡を使って行ってみてください。
本格的に調べたい方は、専門医に相談しましょう。
よくある育毛、発毛サロンに行くと、全く問題がないようなケースでも「今は大丈夫ですけど将来ははげますよ」などと営業をかけられるのがおちですので気をつけましょう。
▶スポンサーリンク脱毛症
髪の毛は自然に抜け、生えてくるというサイクルになっていますので抜け毛、脱毛は自然なことです。
しかし異常に抜ける脱毛は『異常脱毛』と呼ばれています。
現在、『異常脱毛』をパターン別に分類すると18種類ほどになります。
しかし、近年の『異常脱毛』には次の5つにパターンが最も多く見られます。
5つのパターンを紹介してみましょう。
ひこう性脱毛症
ひこう性脱毛症の『ひこう』を漢字で『枇糠』と書きます。
『ひこう性脱毛症』は欧米人には少なく、特に日本人の女性に多く見られる症状です。
特徴は乾燥した大量のフケが出て皮脂欠乏症・皮脂欠乏性湿疹・掻探症をともなうことがあります。
40歳以上の女性に多く見られます。
抜けた髪を見てみると毛根部分はヒョロリとしており、おたまじゃくしのシッポのようです。
ひこう性脱毛症は食生活が肉食中心・油脂の摂取量やその質や嗜好品・冷え性・加齢・頭皮の手入れ不測が主な原因となっています。
そのほかにも原因が重なると薄毛を招いてしまったり脱毛が悪化してしまいます。
脂漏性脱毛症
脂漏性脱毛症は『男性型脱毛』と呼ばれおり男性に多く見られます。
ひこう性脱毛症と同様にフケと関係のある脱毛症です。
しかし、ひこう性脱毛症の場合は乾燥しているフケでしたが、脂漏性脱毛症の場合は毛根部が脂っぽくベタついているのが特徴ですね。
過剰な皮脂分泌が主な原因です。
しかし、食生活の偏り&ストレス&マーガリンやショートニング、硬化油などのトランス型脂肪の摂取が原因とも言われています。
さらに頭皮の手入れ不足はもちろんのですが、喫煙、清涼飲料水の摂りすぎなども悪化の原因と考えられています。
神経性脱毛症
強いストレスを感じたら自律神経のバランスは崩れてしまいます。
自律神経のバランスが崩れると免疫に出たとき神経性脱毛症になると言われています。
食生活や不摂生など他の原因が重なると脱毛は進行し、髪の毛だけでなく全身の脱毛を招いてしまうこともあります。
細菌性(円形・多発性)脱毛症
細菌性脱毛症には2種類あります。
脱毛が1ヵ所だけの『円形脱毛症』と複数の箇所にできる『多発性脱毛症』の2種類です。
以前は後頭部の襟足に発生する『円形脱毛症』が多かったのですが、最近では側頭部などに複数発生する『多発性脱毛症』が増えてきています。
昔は極度の精紳的ショックやストレスで円形脱毛症になると考えられていました。
しかし、現在では頭部常剤菌の免疫の関係が主な原因と考えられています。
また他の脱毛症と重なってしまうと回復が難しく長引いてしまいます。
代謝異常性脱毛症
今までにあまりなかった脱毛症が『代謝異常性脱毛症』です。
特に若い人に多く、抜け落ちた髪の毛の毛根部が非常に複雑な形をしています。
ゆがんでいたり蛇がグネグネととぐろを巻いているような形、毛幹が極端に細くなっています。
ひどい場合は毛球自体がなくなっている場合もあります。
『代謝異常性脱毛症』の原因としてホルモンバランスの崩れ、食生活の乱れや偏り、無理なダイエット。ほかにも極端な夜型生活・タバコ・環境ホルモン・薬物の作用などが考えられています。
ご自身で思いあたる症状が出ているなぁと感じた方は悩まずに専門医師に相談されることをおすすめします。
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