薄毛や抜け毛の原因
現在の日本では、薄毛・抜け毛に悩んでいる人が1200万人以上いるといわれています。
確かに薄毛・抜け毛に関しては髪の毛があるときには気にはならないものですが、髪の毛が薄くなってきたり抜け毛が増えると急に気になりますね。
髪の毛が無くなってしまった人には本人にしか分からない苦痛が伴うことがあり、深刻な問題となっています。
ここ最近では、髪の毛の成長やトラブルについての研究が進み、メカニズムを明確にした有効な治療薬、治療法が実用化されてきていることもあり、ようやく本格的に医療の対象になってきたとも言われています。
髪の毛の状態が良くなれば、不安や悩みが軽くなり、心身の好転に繋がることからも、こういった動きは望ましいですね。
『薄毛・抜け毛』の治療法に期待が高まっていることは確かです。
期待しましょう。
また、思い悩むより、正しい知識を手に入れましょう。
薄毛や抜け毛の原因
薄毛や抜け毛には様々な要因が絡み合っているので一概に原因を追究できないのはもどかしいものですね。
薄毛に悩む40歳代・50歳代の女性の1つの典型的なパターンとして挙げられるのが『自分の髪はあって当たり前』という気持ちが強いということです。
女性は男性に比べて自分の髪があって当たり前という気持ちがずっと強いため、薄毛や抜け毛がいったん発生すると『自分の髪の毛に大変なことが起こっている』と深刻に悩む人が多いのです。
例えば、前髪をアップにするようなヘアスタイルが大変セットしづらくなったり、おかしいなと感じて鏡で見たり、束ねてみたりすると、前頭部以外の場所の髪もある程度細く、少なくなってきているケースがあります。
また、髪の毛が頼りなかったり、地肌が透けてきたりするのも目につくようになります。
こういった場合には専門家であるクリニックに相談することをおすすめします。
女性ホルモンの現象による薄毛や抜け毛に関しては、専門家の意見を聞くのが1番です。
最近、イソフラボンというものが女性の体に対して大切な働きを持つ物質として話題になっています。
イソフラボンは大豆胚芽に多く含まれる物質で、イソフラボンをメインにした健康食品やサプリメントなども各種販売されています。
しかし女性ホルモンとの関係もありその摂取量については、色々な意見があります。
個人の勝手な判断で摂取し、悪化してしまうケースもあるようですから、必ず専門家に相談しましょう。
▶スポンサーリンク薄毛や抜け毛は遺伝?
薄毛・抜け毛は遺伝するという話をよく聞くことがあると思います。
確かに、薄毛・抜け毛は遺伝しますが、100%遺伝によるものでは無いということを理解しておくことが重要です。
遺伝という意味での具体的な現象としては、父親が薄毛で本人にも脱毛症が進んだ場合、その型、パターンが似たものになることはあります。
例えば、父親が『テッペンから薄くなる』というパターンですと、本人も『テッペンから薄くなる』といったことが起こります。
父親が額の両脇から薄くなっていく『M字型』の薄毛の場合、本人も『M字型』に脱毛が進行するというケースが多いようです。
男性型脱毛(いわゆる若ハゲ)は男性を通して優性に、女性を通して劣性に遺伝するという研究報告があったように薄毛と遺伝との関係の家系調査による研究から導き出した結果なのです。
また、こういった研究はその後も続けられ若ハゲになる可能性は、祖父や父親といった家系の中の男性だけでなく、女性が持つ遺伝因子も考慮にいれる必要があるようです。
ホルモンバランスの乱れ
薄毛や抜け毛はホルモンとの深い関係があるのです。
薄毛や抜け毛には男性ホルモン(テストシテロン)と深い関わりがあることがわかっています。
女性の髪のトラブルには加齢によって、若返りホルモンと言われているDHEAを始めとする様々なホルモンの分泌が低下することに原因があるといわれています。
ホルモンのバランスが崩れてしまうと、髪に影響がでやすくなります。
女性の場合、妊娠・出産でホルモンバランスが変わりますので、このような場合は仕方がないとしても、日頃のストレスなどでバランスが崩れてしまわないように気をつけましょう。
ストレスを感じたり疲れたなぁと感じたら、趣味やスポーツなどでストレスを解消するように心掛けましょう。
帽子やヘルメットで薄毛になる?!
帽子とヘルメットは髪にどのような影響を与えるかを考えてみましょう。
脱毛や薄毛の悩みを抱えている方の中で、『帽子やヘルメットは脱毛や薄毛の原因となりますか?』ということをよく耳にします。
きつい帽子やヘルメットなどは頭皮の血行を悪くすると考えらていますので、常用する方には若くして薄毛の人が目立つといわれていますね。
正確な統計などではありませんので、あくまでも主観となってしまいますが、頭皮の血行を悪くすることから若年層の方でも薄毛になってしまう可能性はあると思われます。
きつい帽子やヘルメットにより側頭部の血管が締めつけられ、頭皮にある毛球部への栄養が行き届かなくなるということです。
また、帽子やヘルメットを被ることで蒸れということもあります。